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Web security research

2019-01-01から1年間の記事一覧

Apple Safari multiple vulnerabilities / Safariの複数の脆弱性

約4.5年前にSafariのアドレスバー起因で発見した複数の脆弱性を振り返ってみます。タッチの差で修正されていたので、どなたかが先に報告されため、答え合わせのCVE番号の特定はしていないです。

javascript Scheme XSS attack via meta refresh for Opera Presto / Prestoはjavascriptスキームによるナビゲートが可能

モダンな環境では、meta refreshなどのリダイレクト(ページリロード)において、javascriptスキームのトップレベルのナビゲートは禁止されています。しかしながら、ある特定のウェブブラウザはそのまま実行されてしまいます。

XSS attack via Certificate / Payloadを埋め込んだ証明書でのXSS攻撃手法

Webブラウザの脆弱性を探していたところ、変わった切り口のXSS攻撃手法を思いつきました。

Apple Safari browser address bar spoofing (CVE-2019-8670) / Safariのアドレスバー偽装の脆弱性

I discovered and reported an address bar spoofing vulnerability in Apple Safari (included with macOS). As a result of discussions to fix this vulnerability, we have successfully released a security patch, which we report here.

The 72nd character of BCrypt is NULL character? / PHP: password_hash()の72文字目の正体

PASSWORD_BCRYPTアルゴリズムの72文字制限は過去に言及されていますが、掘り下げて調べてみると、どうやら真実は少し違うようでした。厳密には、72文字で切り詰められるのは間違いないですが、その仕様に誤解がありました。

Possibility of DOM based XSS attack by Pseudo-elements from CSS Injection / JavaScriptはCSSインジェクションのDOMを見るか?

モダンなブラウザにおいて、CSSインジェクションはXSSの脅威が内在しているのか、という興味・探究心から考察した。なお、現状は組み合わせ技の程度で、途中経過を取りまとめた記事である。